本ブログでは、クライアントのJavaScriptからHTTPリクエストを送る方法をご紹介いたします。
JavaScriptからHTTPリクエストを送る方法はいくつかあります。
- JavaScript標準のXMLHttpRequestを利用する方法
- JavaScript標準のfetch(XMLHttpRequestの上位互換)を利用する方法
- オープンソースのライブラリ(axiosやrequest)を利用する方法
一般的に、シンプルに少し試したい時は、JavaScript標準のライブラリを利用することが多く、複雑な実装を行うときは、オープンソースのライブラリを使うことが多くなっています。
本記事では、オープンソースライブラリの中でもよく使われ、シンプルでわかりやすいaxiosの利用方法についてご紹介いたします。
axiosの読み込み方
axiosはCDNを提供しており、HTMLへ直接読み込むことが可能です。
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/axios/dist/axios.min.js"></script>
axiosの利用方法
axiosは下記のように利用します。
axiosを利用したGETリクエスト
axios.get("https://your-url.com")
.then((response) => {
// リクエストが成功した場合
console.log(response);
})
.catch(err => {
// catchでエラー時の挙動を定義
console.log("err:", err);
});
axiosを利用したPOSTリクエスト
const data = { firstName : "Taro", lastName : "Yamada" }
axios.post("https://your-url.com/hogehoge", data)
.then((response) => {
console.log(response);
})
.catch(err => {
console.log("err:", err);
});
axiosを利用したPUTリクエスト
const data = { firstName : "Jiro", lastName : "Yamada" }
axios.put("https://your-url.com/hogehoge",data)
.then((response) => {
console.log(response);
})
.catch(err => {
console.log("err:", err);
});
axiosを利用したDELETEリクエスト
axios.delete("https://your-rul/hogehoge")
.then((response) => {
console.log(response);
})
.catch(err => {
console.log("err:", err);
});
まとめ
axiosを利用することにより、わかりやすい実装となり、また高度に複雑な実装も可能となります。
クライアントのみのアプリを作成するときは、CDNが非常に便利に利用できるので、ぜひaxiosの利用をお試しください。
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